1月15日(土)、川西町の吉島地区交流センターを主会場に、サミットin山形が開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、県内4地区に会場を設け、Zoomを用いたオンライン形式で行われました。吉島地区交流センターには、総合型地域スポーツクラブの関係者18名が参加しました。 セッションTの講演では、最近メディアで数多く取り上げられ、よく耳にするようになった「SDGs」の基本的な考え方について、一般社団法人SDGsとうほく代表理事 紅邑 晶子(べにむら あきこ)先生から教えていただきました。2015年に国連総会で採択されたSDGsは、Sustainable Development GOALs(持続可能な開発目標)のことで、17の目標と169のターゲットから構成されています。紅邑先生からは、17の目標について具体例を散りばめながらわかりやすく説明していただきました。 セッションUでは、橋由和氏(山形県地域コミュニティ支援アドバイザー)を講師に、地区別ディスカッションを行いました。まず、すでに各総合型クラブで行っている取り組みの中で、SDGsにつながるものをグループで共有しました。次に、これから取り入れたいSDGsにつながる取り組みについて案を出し合いました。ディスカッションにより、SDGsへの理解が一層深まり、今後の総合型クラブ運営に生かせるヒントをつかむことができました。 また今回の研修会は、クラブ関係者同士の貴重な交流の場にもなりました。休憩の時間にも、それぞれのグループで自然と今後のクラブ運営、生涯スポーツの振興について普段考えていることなどが話されていました。今後も、置賜地区の総合型クラブ関係者で協力しながら、それぞれの市町の生涯スポーツを盛り上げていければと思います。
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