6月11日(土)の午後、ベルナール鶴岡にて標記総会・研修会が行われました。 総会では、始めに、庄内地区スポーツ推進委員功労者表彰式で、出席いただいた受賞者8名(全14名)に表彰状が伝達されました。その後の協議事項についてはすべて承認され、令和4〜5年度の新役員体制も決定しました。 総会後の講演会では、鶴岡南高校の野崎剛先生から「べにばな国体から東京オリンピックへの道のり」と題してご講演いただきました。野崎氏は東京オリンピック日本代表の中村美樹選手の恩師です。1987年、べにばな国体に向けたジュニア選手育成のため鶴岡市に招かれたこと、目標は高く設定することと選手の成長を信じることで子ども達の成長は予想を超える、国体はスポーツの素晴らしさを次の世代に伝える場である等、長きに渡る指導者としての経験をお話しいただきました。また、中村美樹選手への具体的な指導方法も例を挙げて教えてくださいました。野崎氏の座右の銘、「地道に勝る近道なし」や「選手も指導者も地域の力が何よりも必要。スポーツを愛する地域の力、それはスポーツ推進委員のみなさんの力そのものである。」という言葉が印象的でした。 総会・庄内地区表彰式・講演会・実技研修と1日日程の開催は3年ぶりとなりました。今年度の開催市、鶴岡市のスポーツ推進委員の方々と市担当者の多大なご協力により、大盛況に終えることができました。本研修会がスポーツを通した地域の元気づくりにつながる研修会であることを改めて感じました。
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