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■山形県スポーツ少年団指導者・育成母集団研修会開催@2022.11.15

 11月12日(土)、酒田市公益研修センターホールにて表題の研修会が開催され、県内各地から約90名の参加がありました。
講演1は、ファミリー・カイロプラクティック院長の小野弘志氏の講演でした。演題は「潜在能力を引き出すペップトークとSBT夢実現の法則」です。小野氏は東北初の日本ペップトーク普及協会認定講師として日本全国で講演をしています。
 ペップトークとは、「スポーツ選手を励ますために指導者やリーダーが試合前(本番前)に使う短い激励のメッセージ、前向きな背中の一押し」のことです。その時の状況や感情などすべての事実を受け入れたうえで(受容)、選手が前向きになれる言葉、プラスのイメージを持つことができる言葉をかける必要があります。そのために、指導者がマイナスをプラスに変える練習を続け、言葉の引き出しを増やすことが大切とのことでした。また、ペップトークは結果を得ることではなく、潜在能力を引き出すことに重きを置いています。たとえ勝負に負けたとしても練習の過程やそれまでの努力を認めてほしいとのことでした。  
 やる気を引き出す言葉をスポーツ少年団活動に生かしていくことは、今後のスポーツ少年団指導者の資質向上において大切な視点になると感じました。(Aに続く)