第2部のボッチャ競技の研修では、酒田市スポーツ推進委員の事業としてミライニの図書館で開催しているボッチャの特別ルールについて説明がありました。通常よりも小さいコートをつくり、親子で参加できるよう工夫している実践内容であり、図書館×ニュースポーツという新しい視点を学びました。 第3部の齋藤京香選手の講演は、トークショー形式で行われました。大変謙虚な姿勢と、たくさんの支えてくれた方への感謝の気持ちと恩返しの気持ちで練習や競技に取り組んでいると語る齋藤選手の姿が印象的でした。また、聴覚障がいは自分の個性であり、障がいがあるから一歩引くことはせず、みんなと同じことに挑戦していくという思いや、国際大会ではプレッシャーも感じるが、そのプレッシャーをたくさんの人が応援してくれている気持ちに変えて力につなげている(力をもらっている)と語る齋藤選手の人としての大きさを感じました。2025年に東京で開催されるデフリンピック(初めての日本での開催)での活躍を楽しみにしています。 酒田市スポーツ推進委員会の資質向上の意識の高さを感じた充実した研究協議会でした。
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